さがわ動物病院は、調布市、三鷹市、杉並区、世田谷区、千歳烏山のホームドクターを目指した動物病院です。

予防って?

 

●狂犬病?

狂犬病は人をはじめ、哺乳類及び鳥類に感染します。治療法もなく、一度感染、発病すると、治療法はなく、致死率100%です。主として、狂犬病犬に咬まれた時に、唾液中に含まれる狂犬病ウイルスにより感染します。数日以内に狂暴化し、最後には全身麻痺を起こして死に至ります。現在、日本はクリーンな国になっていますが、万が一、検疫システムの漏れにより、海外からの侵入を許した場合、感染拡大はあっという間、という恐れもあります。そこで重要となるのが狂犬病予防接種なのです。接種率が低ければ、万が一の流行を抑えることができません。それが、犬ちゃんの登録と狂犬病予防注射が法律で義務付けられている理由です。犬狂犬病ワクチン すべての犬ちゃんに年1回の接種が義務付けられています。接種の際には、役所から届いた連絡書をお持ち下さい。世田谷をはじめ、近隣の三鷹、調布、杉並区居住以外にお住まいの方は役所への届け出を無料で代行しておりますのでご遠慮なくお申し付けください。それ以外の方は、申し訳ありませんが、予防接種証明書を発行しますので居住地の役所でお手続き下さい。

混合ワクチンって?

 

犬7種・9種混合ワクチン

年1回の接種で愛犬の伝染病を予防します。初年度(生まれて初めての年)には複数回の接種が必要です。愛犬のライフスタイルに合わせ、7種と9種からお選びいただけます。

17種混合ワクチン

前述のワクチンに犬アデノウイルス2型感染症と犬パラインフルエンザ感染症というどちらも咳などの呼吸器感染を起こす病気を予防するワクチンを加えた7種類の伝染病を予防します。

29種混合ワクチン

7種混合ワクチンに犬コロナウイルス感染症という嘔吐や下痢を起こす病気を予防するものです。犬レプトスピラ症という野生動物から感染する黄疸や腎疾患を起こす病気のワクチンが2種類追加されたものです。野山にキャンプに行かれたりするワンちゃんにおすすめです。

  •   子犬の混合ワクチンは何回打てばいいのか?

ワクチンのプログラムは、通常、初年度、生後1.5カ月齢から可能で、3~4週間間隔で3回以上のワクチン接種になります。以降は、基本的には毎年一回の追加ワクチン接種の実施をおすすめしています。(ワクチン製造メーカーの推奨もあり、毎年接種が定着しているようです)

 

猫3種・7種混合ワクチン、猫エイズワクチン

 

年1回の接種で愛猫の伝染病を予防します。初年度(生まれた年)には複数回の接種が必要です。屋外にも出る猫ちゃんには猫白血病ウイルスワクチンの追加された7種混合ワクチン、猫エイズワクチンの接種をお勧めします。

 

 ワクチン接種は、当院診察時間が1日通してある日で、平日午前中早目がbestです!

ワクチン接種後に副反応(アレルギー)が起きることがあります。

出やすい時間帯が病院診療時間内であるほうが対応し易いですので

できるだけ午前中早めにご来院されるのがよろしいかと思われます

(アレルギー様症状が見られましたら、診察終了後の時間外でも治療対応いたします)

※ 各種ワクチン接種時は、体調がよい時に、が基本です!

元気や食欲があっても嘔吐、下痢など体調がちょっと?という時には事前にお申し出ください。

基本は、体調がよい時の、予防です!症状によっては、順延、検査治療の必要性もあります。

※ 混合ワクチンと狂犬病ワクチンの同時接種は基本いたしません 

狂犬病ワクチンと混合ワクチン接種は、通常、同時接種はしません

狂犬病ワクチン接種後→1週間以上→混合ワクチン接種

混合ワクチン接種後→4週間以上→狂犬病ワクチン接種

が基本パターンです!

 

●フィラリア症って?そして予防?

    

犬(猫、フェレットなど)の血液中に入った仔虫は心臓と肺動脈で成虫となり、血液の循環を妨げることで様々な症状を引き起こし、死に至ることもある恐ろしい病気です。フィラリア予防は感染が始まる4月〜12月まで月に1回行います。(効能アップの薬剤使用で年間処方で確実にする方法も!)剤形は、錠剤、チュアブル錠(お肉おやつ様)、滴下する外用タイプからお選びいただけます。通年予防している場合は検査の必要はないと思われますが、通常は予防開始前にはフィラリア検査を行い、前年度の感染の有無を確認する必要があります。夏の間しっかり予防していても、予防忘れによって、感染してしまうケースがありますので、フィラリア予防は継続し、最後月が特に大切です。ので最後までしっかり服用させてください。

 

ノミ・ダニ予防って?

 

ノミは公園などで他の犬と接触することで感染します。激しいかゆみを引き起こすだけでなく、条虫(サナダムシ)を媒介したり、ノミアレルギー性皮膚炎を引き起こすこともあります。気温が13度以上になると繁殖し始めますので春から冬になるまでの間、予防をすると良いでしょう。室内犬の場合、冬でも暖かい部屋の中でノミが繁殖してしまうことがあります。気になる場合には年間を通しての予防をお勧めします。マダニは山に連れて行ったり、公園の草むらに入ったりすることで感染します。血を吸われて貧血になるだけでなく、いくつかの寄生虫を媒介することがあります。マダニの繁殖シーズンの秋にはしっかり予防しましょう。ノミ・マダニの予防はスポットタイプの薬を月に1回、首筋に滴下することで安全に予防できます。市販されているノミ取り首輪や、スポット剤はお薬の効果としては不十分で、安全性にも問題がある物もあるので、動物病院でご相談下さい。

 

歯石がたまった~歯石について

口腔疾患、歯周疾患の予防を含めプラークコントロールが重要です。

歯肉炎、歯石などが見られたらば積極的に治療(歯石除去は基本的に全身麻酔が必要となります)

 

飼っている犬・猫ちゃんが逃げてしまったら~?

動物保護センター、警察署、近隣の動物病院などに連絡をしてください。

犬・猫の種類、性別、首輪や鑑札など身元の分かる物の有無、毛色、その他の特徴を伝え

られることが重要です。貼り紙など配布されることもお勧めします。

 

飼い犬が人を咬んでしまったら~

          

保健所への届出が必要です!

その後、動物病院にて咬傷犬検診を受けていただきます。

野鳥を保護したら~ 

 日本野鳥の会「ヒナを拾わないで!!キャンペーン」

負傷した野鳥の治療は無料でおこなっております。

point ! 落ちているヒナなどを見つけたら?

ヒナはまだ上手に飛べない状態で巣立つことが多いようです、そんな時で親鳥が

食べ物を運んだりして、お世話しているものです。連れ帰ってしまうと、

親鳥ら引き離してしまうことになりますので、明らかにケガや病気とわかるもの

でないかぎり、ヒナは、拾わない!が基本です。

 マイクロチップについて?

 

身元確認、証明ができる機器です。

固有のID番号が書き込まれたマイクロチップを動物の皮膚の下に埋め込み、

読み取り機(リーダーともいう)を使って識別することができます。

マイクロチップの大きさは直径2mm、長さ12mm位の円筒形のもので

体に優しい素材が使用されていて、動物には気にならないくらいものです。

一度体内に埋込むと、半永久的に使用できます。

(耐久性は約30年位と言われています)

 痛くはないんですか~?

専用のインジェクターで首下背中くらいの位置の皮下に埋め込みます。

挿入時は普通の注射時より、ちょっとびくっ!と、するかもしれません。

ほんの数秒で完了しますので、

少々の我慢です!
病当院では、マイクロチップ装着を,麻酔処置時(避妊・去勢手術、歯石除去など)

に同時に行うことをお勧めしております。

こんな時には安心ですね!

 ●迷子の時も
 ●地震、火災などの災害時にも
 ●盗難防止にも
 ●不慮の事故に合ってしまった場合でも
飼い主様への連絡が可能になります!

登録書類作成提出時には印鑑が必要ですのでご持参下さい。

マイクロチップ埋め込み費用は通常4740円~になります。

食べてはいけないもの?

 

異物や毒物、薬物等、食べてはいけないものを食べた時はどうすればいいですか?

あれば、その物、空き箱、などを持参してください。

吐物や糞便などおかしいな~とおもわれるものも、すべてお持ちいただけますと

治療の手助けになります。